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地方税のダイレクト納付と二段階認証 

 

【1】概要

 5月も末になり、3月決算法人の税務申告業務がピークだった方もいらっしゃるかと思います。

さて、法人地方税の申告及び納付を行う際、今年の3月24日よりeLTAXにバージョンアップが入り、地方税のダイレクト納付を行う場合は、二段階認証を求められるようになりました。

今回の二段階認証は、eLTAXに登録(利用者IDに紐づけ)されているメールアドレス(最大3件)のうち、選択したメールアドレスにワンタイムパスワードが送られ、それをeLTAX画面にて入力するといった認証方法です。

税理士事務所でeLTAXに登録した顧問先は、その事務所のアドレスのみ登録されているといった所も多いと思います。

その場合は、顧問先のダイレクト納付担当者宛にワンタイムパスワードが届くように新たにメールアドレスの追加や変更をする必要があります。

【2】ダイレクト納付の二段階認証対応
セキュリティ強化のため、ダイレクト納付時に、ワンタイムパスワードによる二段階認証を行うよう変更します。
バージョンアップ後のダイレクト納付は、以下の手順となります。

 

(1)納付方法選択画面にてダイレクト方式を選択
(2)「今すぐ納付を行う」または「納付日を指定して納付を行う」を選択
(3)ワンタイムパスワードの通知先メールアドレスを選択
※利用者IDに紐付けて登録済みのメールアドレス(最大3件)から選択します。
※税理士等が代理人として操作(代理行為)している場合は、代理人の利用者IDに登録済みのメールアドレスから選択します。
(4)(3)で選択したアドレス宛てに送信されるワンタイムパスワードを確認
(5)PCdeskに表示されるワンタイムパスワード入力画面に入力
(6)納付手続き完了

 

(留意点)
複数のアドレスを同時に変更・追加した場合、変更・追加したアドレスのうち、「e-Mail」欄の( )内が最も小さい番号宛てに、ワンタイムパスワードが送信されます。

 

【参照・引用】

eLTAXのHP「PCdeskのバージョンアップに伴うダイレクト納付等の操作方法の変更について(事前案内)(更新)」より

https://www.eltax.lta.go.jp/news/12162

 

(2025年5月記載)

 

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